インプラント治療とは、
失った歯の代わりに「インプラント」と呼ばれる人工歯根を埋め込み、
その上に人工歯を装着する、
天然歯とほぼ変わらない見た目・噛み心地の、
歯の機能を回復させる歯科治療です。
歯周病やむし歯などによって歯を失ってしまうと、
食べ物がうまく噛めないので食事を楽しめない、うまく発音できない、
人前で自然に笑えない、老けて見えるなど、
身体の問題だけでなくストレスを感じることで、心にも悪影響を及ぼします。
歯を失っても変わらない毎日を過ごせるよう、患者さんをサポートします。
ふるた歯科医院では、治療に入る前に丁寧にヒアリングを行います。
なぜ歯を失ってしまったのか、インプラント治療を行うことでどのような回復を求めているかなど、患者さんのお気持ちやご要望をしっかりお聞きします。
お口やあごの骨の状態を正確に把握するため、レントゲン・CT・口腔内などを撮影します。また、血液やお身体の検査によって患者さんのお身体の状態をより的確に確認・把握し、安全に進めていきます。
※検査結果によって、インプラント治療を受けられない場合もあります。
検査結果に基づいた治療計画をご提案します。必要なインプラントの本数、治療にかかる期間、費用などについても、わかりやすくしっかりとご説明いたします。
当院ではインフォームドコンセント(説明と同意)を徹底しており、患者さんがご理解・ご納得された上で治療を開始します。
インプラント治療を開始する前に、必要に応じて口腔内の環境を整えます。
むし歯・歯周病の治療や、インプラント治療に対してあごの骨が少なければ骨の再生治療を行うなど、より安全にインプラント治療を行えるような前処置をします。
歯科用CTで撮影した立体画像、シムプラント(インプラント術前シミュレーションソフト)によって立案された計画に沿い、インプラント埋入位置が設計されたガイドを用いて安全・正確にインプラント(人工歯根)をあごの骨に埋入していきます。
手術の翌日以降から、通常の生活が送れます。
おおよそ2〜6ヶ月程、インプラントとあごの骨がしっかりと結合するのを待ちます。インプラントを埋入した部位(上顎・下顎)や骨の質などの違いで、治癒期間には個人差があります。
術後、上顎で4ヶ月〜6ヶ月、下顎で2ヶ月〜3ヶ月程経過した後、上部構造(人工歯)の型取りをし、セラミックの被せ物を製作していきます。
型取りから1〜2週間後に上部構造を一度装着し、様子を見ながら咬み合わせの調整を行っていきます。
インプラントを長持ちさせて快適に過ごしていただくには、インプラントの大敵とも言われる歯周病の予防や、残った歯を健康に保つための治療終了後のメンテナンスがとても大切です。
3ヶ月〜6ヶ月に一度ご来院いただき、クリーニングや口腔内チェックを定期的に受けましょう。ご自宅で行う正しいケア方法も丁寧にご案内します。